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1月/January 2012
男子/Men by 黒田克己 水球委員会外国部長
全日本男子豪州遠征第2報
Tom Hoad Cup(12月27〜30日)を終えた後、ポセイドンジャパンは引続きパースに残り、地元フリーマントルマリナーズとの合同合宿を行いました。フリーマントルマリナーズの主力メンバー数名はシドニーで行われているアメリカ代表と豪州代表の合同合宿に召集されましたが、残ったメンバーにもロンドンオリンピック代表候補が数名おり、練習相手にとって不足はありません。
Tom Hoad Cup迄は選手達にもかなりのハードトレーニングによる負荷をかけており、一部体調を崩す者、故障者、怪我人も出ましたが、年が明けてからの練習は最終調整時期となり、マリナーズの全面的な協力を得てディフェンスシステムのチェック・改善、及び6対5の攻防のシステムの仕上げを行いました。
1月7日に12日間お世話になったパースを後にしてメルボルン入りします。メルボルンでは今回豪州合宿の最後のイベントであるパンパシフィック大会に参加します。同大会の概要を下記の通りご紹介致します。豪州男子代表はアメリカ代表との合同合宿に於けるテストマッチで10-7、8-5と連勝しており、仕上がりは好調の模様です。ポセイドンジャパンもアメリカ及び豪州とどこ迄競り合う事が出来るか、Tom Hoad Cupで下した中国戦を本番前の最終戦で連覇出来るか、上海世界選手権で下したゴラン・サブリッチ率いるブラジルを再度退けるかといった注目の試合が満載です。大会の模様は http://waterpolopanpacs.com/ でチェック出来ます。
パンパシフィック大会
豪州水球協会が環太平洋圏に於ける水球振興を図る為、新設した大会。 豪州政府の協力と支援を得て、現地滞在費は豪州側がホストしてくれる。
参加チーム
男子:アメリカ、オーストラリア、ブラジル、中国、ニュージーランド、バーバリアンズ(豪州2軍)、日本の7チーム
女子: アメリカ、オーストラリア、カナダ、中国、バーバリアンズ(豪州2軍)の5チーム
大会形式
1月8日〜13日にかけて総当り戦を行い、14日に総当り戦の1-2位が決勝、3-4位が3位決戦、5-6位が5位決定戦を行う。 尚、バーバリアンズはメダルマッチへの出場権は無い。
男子試合スケジュール
1月8日
10:00 USA-NZL
11:30 AUS-JPN
13:00 CHN-Barbarians
1月9日
12:00 CHN-NZL
13:30 USA-JPN
15:00 AUS-Barbarians
1月10日
07:30 CHN-JPN
09:00 BRA-NZL
10:30 AUS-Barbarians
16:30 USA-CHN
18:00 JPN-NZL
19:30 BRA-Barbarians
1月11日
15:00 NZL- Barbarians
16:30 BRA-CHN
18:00 AUS-Barbarians
1月12日
12:00 USA-BRA
13:30 JPN-Barbarians
15:00 AUS-CHN
1月13日
12:00 JPN-BRA
13:30 AUS-NZL
19:45 USA-Barbarians
1月14日
09:30 5-6th Match
11:00 3-4th Mach
15:45 1-2nd Match
欧州選手権
欧州選手権は2年に一回開催され、通常は夏から秋にかけて開催されるのですが、今年は1月16日から29日にかけてオランダ・アイントホーフェンで開催されます。というのは今回大会は4月上中旬(男子は1-8日@カナダ・エドモントン、女子は15-22日@イタリア・トリエステ)に出場する欧州代表5チームを決める予選会も兼ねている為です。
ここでオリンピック出場権取得状況を整理してみましょう。
男子(12チーム)
セルビア(2011年ワールドリーグ優勝)
イタリア、クロアチア、ハンガリー(2011年上海世界選手権上位3位) ※セルビアが世界選手権2位だがワールドリーグで出場権を獲得しているので4位のハンガリーが出場権を獲得。
アメリカ(米州代表)
オーストラリア(オセアニア代表)
イギリス(欧州代表 = 開催国)
アジア代表(1月25〜27日のアジア選手権の1位)
アフリカ代表(今後決定)
世界予選上位3位
ここにはまだ出場権を獲得していない欧州強豪・中堅のスペイン、ドイツ、ルーマニア、モンテネグロ 、米州のカナダ等が出場し、残り3つの枠を競います。参加は12チーム迄で参加枠は欧州5、米州3、アジア2、オセアニア1、アフリカ1。 尚、開催国は当該大陸の代表と見做される。
女子(8チーム)
アメリカ(米州代表)
オーストラリア(オセアニア代表)
イギリス(欧州代表 = 開催国)
アジア代表(1月24〜26日のアジア選手権の1位)
アフリカ代表(実質的に参加が無いのが通例なので、世界予選の枠が3から4に増える見込み)
世界予選上位3位(アフリカからの参加が無いと見込まれる為、実質4位迄となろう)ここで欧州強豪のギリシャ、オランダ、イタリア、ロシア、ハンガリー、スペイン及び米州強豪のカナダが出場権を競う。 参加枠は男子同様。
欧州選手権の組合せは下記となっています。
男子(下線はオリンピック出場権獲得済チーム)
グループA : マケドニア、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、オランダ、トルコ
グループB : セルビア、ドイツ、クロアチア、ルーマニア、モンテネグロ 、スペイン
各グループで総当り戦を行った後、グループ1位は一回休んで準決勝進出、グループ2位と3位準々決勝を争い、各グループ5位と6位は9-12位ラウンドに回るというシステムである為、特に4つの強豪国がひしめいているグループBは熾烈な競争が展開されます。因みにオリンピック開催国のイギリスは欧州選手権予選で敗退しており、本選参加の12チームに入れていません。
女子(下線はオリンピック出場権獲得済チーム)
グループA : オランダ、イギリス、ハンガリー、ロシア
グループB : ギリシャ、スペイン、ドイツ、イタリア
女子の場合は世界選手権、ワールドリーグでの出場枠獲得が無いシステムとなっている為、現時点で出場権を得ているのは開催国のイギリスだけであり、世界予選参加枠5をイギリスを除く7チームで競うという、これも熾烈な競争です。
アジアではいよいよアジア選手権兼オリンピック予選を迎えますが、欧州の状況も目を離せません。
以上